2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「敗因と」 第1章 --- 愛憎 --- P.46 〜

P.46 〜 (文:戸塚 啓)リトバルスキー 「自分の考えでは問題は中村ひとりにあったわけではないんです。ひとりぐらいコンディションの悪い選手がいても、何の問題もなかったんだ。ただ、オーストラリア戦とかクロアチア戦は、3人ぐらいの選手が機能してい…

「敗因と」 第1章 --- 愛憎 --- P.41 〜

P.41 〜 (文:戸塚 啓)チーム結成当初のジーコは、松田を高く評価していた。彼に近い関係者からは、「レギュラーを保証されていたのはマツだけだった」という話を聞くことができた。 しかし、2003年3月から10月までの間に、松田はジーコの招集に応…

「敗因と」 第1章 --- 愛憎 --- P.34 〜

P.34 〜 (文:戸塚 啓)ジーコ 「高原、柳澤、福西にチャンスがあった。駒野から中田英へのパスもずれてしまった。何回も練習してきた形なのに・・・。4回もチャンスを逃したら国際試合では勝てない」 「なぜそこまで打ち急いでチャンスを潰してしまうのか…

「敗因と」 第1章 --- 愛憎 --- P.30 〜 P.33

P.30 〜 P.33 (文:戸塚 啓)1997年から国見高校を2年間指導し、2001年から京都サンガで3年間コーチを務めたドイツ人のミハエル・ヴァイスも、1−0とリードしたあとの試合運びに疑問を投げかける。国見では大久保嘉人、、京都では松井大輔やパク…

「敗因と」 第1章 --- 愛憎 ---

P.27 〜 P.28 (文:戸塚 啓)記憶をたどる準備が、このやり取りで整った。トルコの名門クラブの監督から、日本代表を率いたジーコにゆっくりと戻っていく。 「クラブは毎日練習ができるから、そういう意味ではやりやすいね。代表だと何か課題があっても、次…